各外壁材のメンテナンス周期
サイディングには窯業系、金属系、木質系、樹脂系という4種類が存在します。
窯業系サイディングボード

メンテナンス周期:7~8年
窯業系サイディングは外壁材全体でシェア率約80%を誇り、非常に多くの方に選ばれています。こちらは7〜8年でメンテナンスが必要になります
金属系サイディングボード

メンテナンス周期:10~15年
サイディングの中でもシェアを広げているのが金属系サイディングボードになります。断熱性や防音性に優れていますが、窯業系と比べると費用が高いです。10〜15年でメンテナンスが必要になります。
モルタル壁

メンテナンス周期:8~10年
デザイン性に優れており、ボードと違い目地がない為きれいに仕上げることができます。しかし、メンテナンスを怠るとひび割れなどがおきてしまいます。8〜10年でメンテナンスが必要になります。
ALCボード

メンテナンス周期:10~15年
主成分はコンクリートです。簡単に言うと軽いコンクリートのボードです。サイディングボードより耐久性・耐熱性・断熱性に優れています。しかし水に弱く、また高額です。10〜15年でしっかりとしたメンテナンスが必要になります。
コンクリート壁

メンテナンス周期:13~18年
高級な建物やデザイナーズ物件などで多く使用されています。遮音性に優れていますが費用が高額です。13〜18年でメンテナンスが必要になります。
屋上防水の耐用年数

ウレタン防水

メンテナンス周期:10~12年
とてもバランスのとれた材料になります。塗る作業になるのでどこでも施工できます。メリットもデメリットもない安定した材料といえます。こちらは10〜12年でメンテナンスが必要になります。
シート防水

メンテナンス周期:10~12年
その名の通りシートを張る防水になります。シート防水は耐用年数と費用のバランスが良く、費用対効果の高いのが特徴です。10〜12年でメンテナンスが必要になります。
FRP防水

メンテナンス周期:8~10年
ベランダやバルコニーでよく使用されています。液状のポリエステル樹脂に硬化剤を加えて混合し、この混合物をガラス繊維などの補強材と組み合わせて一体にした塗膜防水です。8〜10年でメンテナンスが必要です。
アスファルト防水

メンテナンス周期:15~20年
合成繊維不織布にアスファルトを浸透させコーティングしたシート状のルーフィングを貼り重ねて形成する工法です。15〜20年でメンテナンスが必要です。
まとめ
建物メンテナンス時期は
10~15年周期
各耐久年数はあくまでも指標になります。建物の立地状況や使用状況により耐久年は短くなったり長くなったりします。まとめると、建物のメンテナンス時期は10〜15年周期で、建物状況に応じてしっかりメンテナンスを行うことが大切になります。
